2010/01/31

この頃の子供たち


日曜学校の子供たちが集まってきてくれました。若院・若坊守・孫たちが一緒に暮らすようになったおかげで、お昼まで遊んでいました。昔はお昼ご飯も一緒にしたことがよくありました。夕方まで一緒に遊びました。現代の子供たちは忙しそうに10時になると帰っていきます。塾やサークル活動で活躍しているようです。どこかに出かける子供も多いようです。でも高学年になりスポーツ少年団にはいり練習のない日は来てくれることがとてもうれしいです。大抵は低学年の子供たちが多いです。かつて日曜学校に来ていた子供たちが、今は日曜学校に来てくれている子供たちの親です。だから2世ということになります。

2010/01/30

一番大きい満月

早起きは三文の徳といわれますが、今日は本当にうれしい朝でした。6時起床で梵鐘を鳴らしに鐘つき堂に上がると大きな満月が西の方にみえました。鐘をついている間に屋根の下に沈んでしまいました。こんなに地球は早く回っているんだとびっくりしました。時間はこんなに早く動くんだから大切にしなければと考えながら居間に戻りました。テレビをつけたところ皇居前からの中継で丁度満月の情報がありました。一年中でこの満月が一番大きいと報じられました。貴重な経験のできたこととてもうれしいです。

2010/01/29

本日は千枚漬け


今日は蕪を25キロほどいただきました。皮を厚く剥いて端っこは油揚げと煮ました。薄くスライスをしました。でもカッターで初めて切ったのですが、あまり薄すぎてペラペラで触感は今一つでした。いままでは一枚一枚手できっていたのですが、厚さが揃わないので機械を使ったのが失敗でした。塩をした段階で向こうが透けて見える位になりました。甘酢をふりかけて」一応しあげましたが、満足のいかぬ作品でした。

2010/01/28

酢漬け大根

長さ60センチ以上もある大根を20キロほど頂戴しました。本年初の酢漬けに挑戦しました。皮を剥き拍子切りにしました。それを酢2リットル、砂糖1キロ、塩750グラムで漬け込むだけの作業です。もう明日から頂けるのですが、日持ちも長く便利なお漬物です。明日お加減をみて柚子の皮が凍らせているのでそれで風味付けしょうと思っています。

2010/01/25

重症患者へのお見舞い

今日は重症患者さんにお見舞いに行きました。よせて頂いた時はとても機嫌がよく笑顔さえみせてもらえました。病人はお医者さんにお任せする以外ないので、付添の方に配慮しています。本日はドリンクをもっていきました。病人が食べられないので、それを目につかない所で音をたてないように食べているとおっしゃっていました。その言葉が耳に残っていたのです。看病を代われないのでせめてもと私の気づかいでした。

2010/01/24

蕪蒸し


今日は信徒さんのご法事を当山で営まれました。いい具合に蕪を頂戴しましたので、蕪蒸しをしょうと思いつきました。先日テレビで蕪蒸しに山芋をいれるといいとおっしゃっていたのです。早速実行しました。本当においしくできたと思います。家族も今までになくおいしいといってくれました。蕪をすりおろすとき山芋も一緒に行うことでこんなにコクがでるのかとびっくりしました。

2010/01/23

生花と立華



今日もまたお花のおけいこの件です。今盛りとして咲き誇っているとどうしても活けてみたくなります。勿論先生に直して頂かないとだめです。2本生けの生花は白根にいれて固定し形を整えます。シンプルで、大好きなお花です。立華の方は針金を葉の中に通し形を作っていくのですが、役枝が9個あって規則どおりに生けるとこんなきれいな形になります。先生はお庭に咲いた花で教えて下さるのです。それで花作りにも精が出て自然と戯れることができ楽しい毎日です。

2010/01/20

20年以上もしているのに

今日は生け花教室の日でした。PTAで知り合ったお花の先生に自坊に来ていただいています。本日は門徒サンのおけいこの日でした。他に坊守さん方のおけいこの日もあります。今をさかりに咲き誇っている日本水仙を教えていただきました。立華なので針金をいれます。さすがベテランですので形を整えることはできます。でも、バランス感覚が悪くまとめる段階になると投げ出すのが私だということに気がつきました。困るとエスオーエスを出して先生におすがりする私でした。

2010/01/19

思うようにならぬ自分

人を変えようと思えば自分が変わらねばならぬといつも主人からいわれてまいりました。でも人に要求することがあっても自分にはとてもやさしいのです。自分がしようとすることに反対されると腹がたちます。勿論ひと様を指導しよう等とんでもないことですが。今までは日曜学校の子供たちにおばちゃんの背中をみて、という姿勢でまいりました。でも足を痛めて正坐ができなくなり椅子に座るようになりました。そうなると横から子供たちを観るようになりました。おかげで今まで見えなかった姿をみることができるようになりました。上から目線で話しかけては子供の気持ちから離れて行くんだと気づかさせていただきました。

2010/01/18

座右の銘

「隋所の主となれ」
この言葉は義父より教えてもらいました。それを大切に今日までまいりました。あまりしつこく説明することの嫌いな父は「深い意味は自分でかみしめるよう」とだけいわれました。私なりに考えてみました。どんな場面に遭遇してもおそれずに立ち向かおう。めんどうな時にはたのしんで喜んでぶつかっていこう。与えられた試練はどんとぶつかっていこう。でも悲しい時は思い切り泣けばいい。肩の力を抜いて前をむいて歩こう。と味わわさせてもらっています。

2010/01/17

当山の新年会終了

昨日は獅子吼会といって壮年会の集いでした。会員の中にとてもイワシのつみれ汁の好きな人がいます。毎年その人たちにあわせて懲りもせずがんばっています。「あの汁おいしかったわ」と言って帰る人もいますが、おかわりを自分でしてくれるようになってきました。ちょっと目くばせをして自分の汁椀を持って立って行かれます。お寺は心のふるさとになりたいと願っている私にはとても嬉しい瞬間です。

2010/01/16

年寄りの健康自慢

若い頃は達者自慢をする老人が苦手でした。昨日ヘルスメーターが設置され、早速計ってみました。すると体重は5か月で5㎏減っていました。それに体内年齢が55歳でした。うれしい気持ちもありましたが、表現しようのない複雑な心境でした。

2010/01/15

境内の花


このツバキかワビスケかわかりませんが。道を歩いていて一枝失敬しました。それがいつの頃なのか覚えがありません。さし芽をしたことはまちがいないのです。だから花の名前もわかりません。年々花のかずを増やしひっそりと咲いています。

2010/01/14

疲れ最高に

本日は久々に2件の調停をいたしました。

どうして人の心は同じでないんだろう。いろんな面から感じ方さまざまです。世界に同じ花はないとうたわれております。人間ならなおさらなんだと思いつつも、どうして解ってもらえないのかと焦りながら帰途につきました。共感的理解なんて我々凡人にはできないんだとわかってはいるものの。。。

2010/01/12

医食同源

独身時代は意識していなかった言葉です。結婚して先代の坊守より「これからはあんたに院主の健康管理をしてもらいます」といわれどうしたものかとハタと困りました。ちょうど子育ての最中でしたが、自然食のお料理講習会と出会いました。その時の講師が「日日の食事が大切です。めんどくさがらず、家族への愛情表現だと思ってマメに作りましょう。」と教えてくださったのです。それから畑も始めました。お味噌もつくりはじめました。地産の豆を使って本日まで40年続けてまいりました。

2010/01/11

酬恩会新年会

酬恩会とは所帯盛りの男子のあつまりです。年齢によってこんなにも違いがあるのかとびっくりです。お酒の勧め方も全然ちがいます。要らないといえばそれ以上勧めることはありません。この年寄りが喜ぶ話材で盛り上げてくれます。本当に時間が経つのが早く楽しい会合でした。

2010/01/10

5つの会の新年会をクリア

昨日の会合は若婦会でした。対象は結婚したての方から50歳までです。献立は焼きおにぎり、サラダ3種類、から揚げ、デザートは豪華に用意しました。本日のメインはたこ焼き(自家製)で連れてこられた子供に焼いてもらいました。

本日は親子での日曜学校の新年会をしました。献立は昨日と変わりないのですが、焼そば、揚げたこ焼き、蒸したこ焼きを追加しました。普段お寺に来てもらうことがないお母さん方が親しく話し合いができました。この頃は若いお母さんはお勤めがありなかなかおしゃべりができないません。育児相談や愚痴を話しあわれたようです。いくらかストレス解消になればと願っています。

2010/01/08

3つ目の新年会

本日は微笑(みしょう)尼講の新年会です。この会は70歳以上の女性の会です。ちらし寿司をお店から持ってきてもらいました。それに自宅でとれたかぶらをお持ち下さったので、かぶら蒸しをさせてもらいました。役員の方は勿論のこと、会員さんからも色々なさしいれがあり、3時すぎまで話あいにハナが咲きました。にぎやかでゆっくりとした会でした。

2010/01/07

2個の新年会

当寺では年齢別に7つの例会があります。月に1度の割合でお勤めをして、住職のお話を聴きます。その会合の1つに「16日講」があり、最長老の男子が主の会合です。また40歳~70歳位の女性で「仏教婦人会」があります。今日はたまたまダブルで新年会がお昼と夜で行われました。長老の方には粕汁をお出ししました。婦人会の方には渋皮煮の栗を寒天でかためデザートにさせていただきました。一緒にお食事をすると普段見えない面が見えたり、心和む時間が持てます。

2010/01/06

いちこわびすけ


この花は、私の長女の初給料で求めた記念の木です。花は2㎝程度にしか大きくなりません。寒さ厳しい中、可憐にもいっぱいの花をつけているこの花が好きです。因みにこの花のスポンサーのなまえは伊知子です。

2010/01/04

答礼

他の地方にはあまりないと思われる答礼の習慣です。元旦にお寺に参詣してくださったお宅へお寺からご挨拶に伺います。かつてこの地方では「おんな三が日は、かどに立つな」といわれていたようで、お正月にお寺に参詣しない奥さん方にお寺からご挨拶に伺うようになったようです。住職と半分に割って、新発意(しんぽち)と歩いてまいりました。新発意とは、つぎの住職になる人です。若院ともいわれております。

2010/01/03

お鏡開き



お寺の役員さん8名で、お鏡を切り分け、門徒さんに配り終えていただきました。当山のご門徒さんは段取りよく静かに仕事をしていただけるので、10時から始まったのに配り終えて11時でした。わずか6品ですが、昼食をあがっていただきました。因みに本日の献立は刺身、前菜(5種類)、三種、鯖寿司、鰤のてりやき、柿なます、粕汁でした。

本年は適当な分量だったのか、お節料理も多くを残すことなく、いい具合におえられました。

2010/01/02

お正月休み

明日のお鏡開き(当山では三が日を待たず仏様におあげしたお餅を下げ、切り分け、門徒さんに配る行事)に備えて少々買い物にでかけました。便利な世の中になりました。以前はお正月の間お店が開いてなかったので、年の暮れにどっさりと仕込んでお節料理をしたものです。便利な世の中になっただなんて、私も年をとったんだなあ~。

2010/01/01

はじめまして、あけましておめでとうございます

68歳になった今年、何かに挑戦してみたいとボソリと子供たちの前で話したところ、「ブログやったら」とすすめられました。ブログの利点ばかり並べられ「やってみよう」とはじめることにしました。本日は本堂で60名ばかり「年始受け」といって参詣された方々とご挨拶をかわしました。

とてもうれしかったことをご報告します。ご両親を亡くされた一人っ子の40歳の男性からの言葉です。「6月に新築し結婚するねん」ですって。思わず大声を出しました。まだ親戚にも言ってないのでと制されましたが、まずおばちゃんに報告できたと言う彼の安堵の表情に心なごみました。