2010/02/24

切干大根


たくさん大根を頂戴したので切干大根を作ってみました。ひもでつるしてから蒸すと柔らかに煮ることができるという情報を得ました。その次にまた干すと甘みが出てくるそうです。こんなにみずみずしいのがどんなに変形するかまたご報告することにします。

2010/02/21

勘定講


勘定講っていかにもお寺らしくていいように思います。でも現代人は総会といっています。昔から別名うどん講といわれていました。それでおうどんで 今でももてなしています。この頃は少しばかり副食もお出しするようにしています。これも若い方から炭水化物ばかりといわれ気づきました。だっておにぎりもお出ししていたのですから。それでこの頃焼き鳥風のものとか串カツを添えるようにしました。

2010/02/18

お内仏の報恩講


年に一度お年寄りをお招きして報恩講を勤めさせていただいております。浄土真宗はあまり形式的なことにこだわらず聴聞といわれております。でも精進料理から遠く離れていっているこの頃です。年中この日の為にと関心をもっていると、楽しい発表会になります。尼講のおばあさんが楽しみにきてくださるので、やり甲斐を覚えます。本年の力作は豆腐しゅうまいでした。

役員会のおもてなし


当山では総会前に役員会をします。いつもお世話になっているので御礼もかねて手づくりでお料理をお出ししています。本日は、畑でつぼみをつけていた菜花とホタルイカのからし和え、蕗の薹のてんぷら、旬のものをとりいれた自慢料理です。

2010/02/13

にっこりの蕗の薹

もう春ですよ。と言わんばかりに蕗の薹が話しかけてくれました。早速モイで納豆汁をつくりました。味噌汁に納豆を刻んでお豆腐をいれるだけなのですが、薬味に生の蕗の薹を小さくきって入れるととても香りがよくおいしくいただけます。先代は納豆をすり鉢で擂り、裏ごしをしておりました。その方が滑らかですが、面倒なので刻むだけにしています。

2010/02/12

久しぶりのパトロール

保護司さんの代わりに3キロばかり歩いてきました。町並みがすっかり変わっているのにびっくりしました。車で通りすぎていると気づかないのに春がもうそこまできていることにも驚きました。以前にあった家がなくなっていたり、きれいな大きなお家が建っていたりしていました。田んぼだったところが立派な公園になっていました。世の中の動きが早いのにはついていけない 歳なんだとちょっとさびしい思いをしたパトロールでした。

2010/02/08

時間ばかりたって

今日の作業は同窓会の名簿作りです。「メールでだれか送ってよ」と思いつつ打ち続けました。120名分ですが、時間ばかり経つのに能率はあがりません。イライラすると間違うばかりです。でも1割が物故者で1割が所在不明ショックでした。元気で名簿作りが出来ることを喜ばねばと思いました。

時間ばかりたって

2010/02/07

130年前のおひなさま


上のお雛様は私の長女が生まれた時に旧家の門徒さんから頂戴したものです。その時「このお雛さんはもうかれこれ100年位前のものです」といってられました。その娘も大きくなり40歳近くなりました。2番目の孫が2回目のお節句を迎えるに当たってもう飾りつけました。

 大風邪をひいた初孫が胸をキュンとさせてくれました。風邪の原因は私と二人で寒い日に歩いてお出かけをしたことなのではないかと思っています。うちから700メートル程行った所で孫がめずらしく「どこか入ろう」といい、ちょうど門徒さんの責任役員のおうちの傍だったので入り込みそこのお孫さんとあそばせてもらいました。あまりに寒かったので車で送っていただいたのですが、その夜に熱がでて戻し食欲もなくなりました。翌日「ごめんね。バーバーが風邪をひかせてしまってー」というとすかさず「そうじゃないよ。ダーンジャケット着てなかったからだよ。」といってくれました。私の気にしていることをくんで慰めてくれる3歳の孫の成長ぶりを嬉しく思いました。

130年前のおひなさま

2010/02/06

覚悟をしていたつもりなのに

今日は同窓会の打ち合わせででかけておりました。うちあわせの最中訃報のメールがはいりました。体がガクガク震え、血圧が急に下がったのか胸がドキドキしました。何を話しているのかわからないくらい動揺してしまいました。その方のお父さんは毎日お寺に来てくださって、子育ての間は勿論のこと、亡くなるまで昼食を共にしておりました。その方の4番目のご子息です。「わしも定年したら寺へ毎日行って親父のようにするわな」と言って下さっておりました。それで暇をみつけては色々と作業をしてくださったのです。趣味も豊富な方なので時間の使い方はその方からたくさん学びました。9月に肺腺癌と診断され桜の花は見られないとお医者様からいわれ半年の寿命でした。またお浄土でお出会いしょうとお別れをしてきました。

覚悟をしていたつもりなのに

2010/02/05

愛語

今日は仏教婦人会の例会でした。その時の住職のお話は愛語についてでした。この頃盛んに声かけをしようといわれておりますが、おもねるような声かけはしたくないと常に思っておりました。優しい心からでてくる言葉でありたいと願っております。本当に心の底から優しい言葉が出てくる私になりたいものです。お世辞じゃなしに本当に人のいいところがみつけられるようになりたいです。

2010/02/04

ハッとしたこと

 私たちお寺に住まわさせていただいている者はお仏飯(仏様にお供えするご飯)で生かされていると思い込んでまいりました。お寺によっては精進料理でなければお仏飯とは一緒に食べないと硬く守っておられるところもあります。当寺は朝食だけはそれを守るようにしています。

 お内仏の報恩講のご案内状を配って歩いておりました。一人暮らしのおばあさんの家は手渡そうと声をかけました。そうすると当寺のハンコを押した袋を持って出てこられました。それはおさがり(法事の時仏様にお供えしたもの)のはいっているものでした。「お寺から頂戴したマンマンさんにあがったもんを粗末に出来んでこれからお茶するんや。一緒によばれていって」と言ってくださったのです。私自身仏様を大切に日暮らしさせていただいているだろうかとふりかえさせられた言葉でした。

2010/02/03

リッチなランチ

今日は藍綬褒章を受けられた方のお祝いと称して京都の匠奥村でお食事をして来ました。さすが老舗おもてなしのお勉強をしてきました。お料理は言うに及ばず接待の洗練されたやり方には本当に敬服しました。極寒の砌室内の温度・湿度管理には脱帽でした。お料理の方では地産の京野菜をうまく使い彩が鮮やかなのにはいただくのが惜しいくらいでした。

2010/02/02

按摩をしてもらって

1月26日に背中から腰にかけて痛むようになったので、1年ぶりに按摩さんにいきました。実は膵臓がんの人たちが背中が痛んで診察を受けると末期だったという情報を2件うけていたのでこわかったのです。26日に按摩や鍼や灸をしていただきました。その夜のよく眠れたこと次の日には腰の痛みもなく背中の痛みもほとんど消えていました。でももう少し痛いように思うので再受診しました。その時先生が「1年かかって悪くなったのだから1年かけて直すように気長になおした方がいい」といわれました。急に治すと体はよく知っていて甘えるようになるとおっしゃいました。無理をしていたんだと深く反省しているこの頃です。

2010/02/01

裂き織り

今日は裂き織りを思い切り織ることができました。地方によってはボロ織りと呼ばれるそうです。そうなんです。着古した着物や使い古した布地を1センチ位に裂いて横糸に使います。当寺では勿体ないと処分されずたくさんの着物や布地が処分されずにあります。それに昔は亡くなられると遺品をお寺に持ってきておられたようです。先代の坊守は「この着物は○○さんからいただいたんよ」と得意になって着させてもらっていました。そんなことを知っている私も捨てることができずたくさん抱えております。どうしたものかと悩んでいる時であったのが裂き織りでした。なかなか布地が減っていきません。身辺をすっきりとしたいのに。